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3冊ほど一気読み。図書館で借りた本たち。 
忙しくなると、無性に本が読みたくなります。
現実逃避ってやつでしょうか。
さっきの記事にも書きましたが、急に暑くなってきましたので、
仕事のほうが忙しくなってきまして(すいか切ったりの時間が増えるので)、
体力的にしんどくなってくると、なぜだか本が読みたくなるのです。

今週も4日で3冊一気読み。
ちょこっとずつご紹介しますと、
1冊目。「牛乳アンタッチャブル」 戸梶圭太著
数年前の某乳業会社のあの食中毒騒ぎをモチーフに。
でも登場人物はありえないほど荒唐無稽。
まあ、こんな上役たちがやったことなら逆に笑えるんだけど、
現実はそうではないから怖ろしいのかも。
タイトルだけで選んだ本ですが、面白かったので、他の本も読みたくなりました。

2冊目。「ファミリーポートレイト」 桜庭一樹著
「私の男」で直木賞を受賞した直後に書かれた長編だそうで。
桜庭さんの本を読んだのもこれがはじめて。
事件をおこして、逃亡生活を送る母マコと娘コマコ。
ちょっと重い場面もありますが、コマコがどう成長していくのか、
気になって、ついつい一気読み。
おとぎばなしを、思いっきり大人な味付けにしたという感じがしました。
結構私には濃い風味だったので、次の桜庭作品を読むのはちょっと間をあけたいかな。

3冊目。「ホームタウン」 小路幸也著
「東京バンドワゴン」シリーズですっかり小路ファンになってしまったので、
小路さんの本は最近必ず1冊借りてます。
今まで読んだ中で一番ミステリ色が強い1冊でした。
突然失踪した妹とその婚約者を探すこととなった主人公。
追えば追うほど深まる謎。
謎ばかりでなく、小路さんらしい人情味あふれる場面にもひきつけられ
これもあっという間に読んでしまいました。

こんな風に続けて一気に読んでしまうと、忘れるのも早くて…
図書館でこれ読んだっけ?ってことになるので、
ブログで読書メモは便利です。
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「スタンド・バイ・ミー」 小路幸也著 
ここ数ヶ月、読む(読める)量がめっきり減ったせいか、
これは!って本になかなか出会えません。
図書館行っても、誰の本を借りようか、悩んでるうちに疲れてしまい、
結局新しい作家さんを発掘できずじまいです。

そんな中、このシリーズははずれなしで助かります。
前回紹介した「東京バンドワゴン」のシリーズです。
その後、第2作、「シー・ラブズ・ユー」を経て、
この第3作目、「スタンド・バイ・ミー」までお話はすすんでます。
この間に、さらに家族が増え、
東京下町の老舗古本屋、東京バンドワゴンの店主堀田勘一の孫、
長女藍子は、日本びいきのイギリス人画家、マードックさんと結婚し、
長男紺と亜美夫妻の間にふたりめの赤ちゃん、
新婚の次男青と、すずみ夫妻の間にも、赤ちゃんが生まれ、
(しかもこの二人の赤ちゃんは、同じ日に生まれるというどたばたぶり。)
一体、どうやって暮らしてるんだ??
そんな疑問に答えるべく、
表紙の裏に、堀田家の見取り図が書いてあったのがうれしかった。
これでずいぶん、イメージがわきやすくなりました。
登場人物はまだまだ増えていきそうな感じだし、
さすがに頭がこんがらがってきそうだけど、
いろんな人が、堀田家と少しずつ関わりがあって、
結局どっかで世の中つながってるんだねえ、
それもつなげてるのは「LOVE」なんだねえ、
って読むたびに心があったかくなるお話たちです。

これで終わりって感じではなさそうなので次回作も期待してます。

ああ、それにしても、次何借りようか。
何かお勧めの本はありませんか?

本日の運動:コアリズム基本プログラム
(そういえば姿勢の運動を忘れてるね…)

『東京バンドワゴン』 小路幸也著 
またひとり、お気に入りの作家さんが見つかったかもしれません。

先月にも『モーニング』という小路幸也さんの本を借りてたのですが、
感想を書くのを忘れておりました。
が、作風が私のストライクゾーンに見事入ってきましたので、
もう1冊借りてみようと思い、目についたこの本を借りてみました。

『東京バンドワゴン』

タイトルだけ見ると、バンドのメンバーがワゴンに乗って旅をするような感じですが、
(『モーニング』はそんな感じの小説でした。設定はちょっと違うけど。)
実際は、古本屋さんの屋号です。
東京の下町で、老舗の古本屋と、その隣でカフェを営む4世代の大家族がおりなすホームドラマ。
設定は昭和な感じだけど、個性あふれるキャラクターたちのおかげで、全く古臭さは感じません。
読む人によって、お気に入りの登場人物がわかれそうですが、
わたしは、次々女の子関係のトラブルを持ち込んでしまうけど、
心根が優しく、人一倍家族思いの三男青が気に入ってしまいました。
他にも、60歳になる今も金髪長髪がトレードマークの伝説のロッカーがお父さん、
バリバリの江戸っ子、頑固者だけど情にもろいおじいさん、
孫は、さっきの青の上に、フリーライターだけど、ほとんど店番の長男紺、
画家でシングルマザーの藍子の3人。
元国際線CAで藍子ともにカフェを営む紺の嫁亜美、
そして藍子と、亜美のこどもたち、花陽と研人。
にぎやかですね~~~。
我が家も決して静かな家庭ではないですけど、
このボリューム感には圧倒されます。
これだけ、キャラの濃い人たちが集まれば、事件がおこるのもまた当然?
てな感じに、次から次へと、事件に巻き込まれていくけど、
ブレがないのはこの家族の絆。
誰一人として自分勝手ではなく、相手を気遣う優しさを忘れない
とっても素敵な家族のお話です。

この世知辛い世の中、ちょっとほんわか暖かい気分になりたいときにどうぞ。
『悪人』 吉田修一著 
ちょっと前に読んだ本なのですが、まだ感想書いてなかったなと思い。
最近、サンフレネタがうれしいくらい多くて、読書感想自体書いてなかったですね。
ちょこちょこ読んではいたんだけど。

しかし、前回が『死日記』、今回『悪人』。
私、大丈夫ですかね?

吉田修一さんは同じ長崎出身で、同年代でもあるし、図書館でみかけると借りています。
仲間由紀恵主演のドラマ『東京湾景』、中谷美紀主演の映画『7月24日通りのクリスマス』(原題は『7月24日通り』)の原作が有名かな?
長崎が舞台になってる作品も多く、長崎のひとたち、特にのんきといおうか、人まかせといおうか、だけど悪いことが起こっても、「仕方なかたい。」のひとことで切り抜けてしまう図太さも持つ、長崎の男の人を描くのがうまいなって思います。(あ、こんな発言で失脚した長崎出身の大臣がいたっけ?)

この『悪人』はでも、ほかの作品とは違う感じ。
ユーモアとかまったり感は一切なく、一人の女性が誰に、なぜ殺されてしまったのか。
殺した人はどんな人間で、殺された人はどんな人生を歩んでいたのか。
殺した人にも、殺された人にも家族がいて、好きな人がいて。
職場があって、家庭があって、趣味があって、友もいて。
新聞記事や、テレビのニュースでは決して思い出すことはない当たり前のことが、
淡々と、だけど生々しく描いてあり、犯人が誰なのかはわかっているのに、読み続けずにはいられない本でした。どんな理由であれ殺人は決して許されないし、その罪をおかした犯人は間違いないく悪人なんだけど、彼が悪人にならざるを得なかった、周りの人間もまた同様であり。ずっと他の人の証言のなかでしか描かれなかった犯人が、最後に自分で証言するシーンは泣けてしまいました。事件の前ではなく、その後に命をかけて守りたい人に出会わせてしまった作者こそ、実は「悪人」ではないかと思えてしまいました。
内容も、重量も重い本ですが、時間をおいてもう一度読んでみたいと思える久々の本でした。

本日の運動:おやすみ。(ちょっとお疲れモード。なのにブログはしっかり更新してしまいました。)


第604回「本をジャケ買いしたことありますか?」 
本は基本借りる人なので、私の場合ジャケ借りですね。
(ジャケットのデザインだけで本を選んで買うのがジャケ買いってことみたい。)
好きな作家さんの本は、近所の図書館では、もうあらかた借りてしまってるので、
最近特にジャケ借りな状態です。

先週借りた『死日記』桂望実著などはまさにそう。
ちょっとカウンターへ持っていくのをためらってしまうタイトルでしたが、
思い切って借りてみてよかったです。
中学生の男の子が、死に至るまでの約1年間の日記を中心とした物語です。
母親とその愛人の手により保険金目当てに殺されてしまうまで。
なんとも暗く、救いのない話なのに、読む手がとまらかったです。
主人公の男の子が、あまりにも身勝手な母親を、ただ母親であるが故に愛し、
その幸せを願い続けた姿が痛々しく描かれているのですが、
時折、親友や、アルバイト先の新聞販売所のおじさん、そして担任の先生との、
あたたかいふれあい、楽しい思い出も書かれていて、かえってリアルさをましています。
ほんと、小説というより、ひとつの事件のドキュメントを読んでいるかのように。
今の世の中、このような悲しい事件が、ありえない話ではないのが現実。
読後、爽快感とか、ほっと暖かい気もちになれるとか、そういうものは得られませんが、
こどものほうから放されるまで、つないだ手を放さずにいたいと思わせてくれる本です。

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本日の運動:Wii Fit30分

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