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『悪人』 吉田修一著 
ちょっと前に読んだ本なのですが、まだ感想書いてなかったなと思い。
最近、サンフレネタがうれしいくらい多くて、読書感想自体書いてなかったですね。
ちょこちょこ読んではいたんだけど。

しかし、前回が『死日記』、今回『悪人』。
私、大丈夫ですかね?

吉田修一さんは同じ長崎出身で、同年代でもあるし、図書館でみかけると借りています。
仲間由紀恵主演のドラマ『東京湾景』、中谷美紀主演の映画『7月24日通りのクリスマス』(原題は『7月24日通り』)の原作が有名かな?
長崎が舞台になってる作品も多く、長崎のひとたち、特にのんきといおうか、人まかせといおうか、だけど悪いことが起こっても、「仕方なかたい。」のひとことで切り抜けてしまう図太さも持つ、長崎の男の人を描くのがうまいなって思います。(あ、こんな発言で失脚した長崎出身の大臣がいたっけ?)

この『悪人』はでも、ほかの作品とは違う感じ。
ユーモアとかまったり感は一切なく、一人の女性が誰に、なぜ殺されてしまったのか。
殺した人はどんな人間で、殺された人はどんな人生を歩んでいたのか。
殺した人にも、殺された人にも家族がいて、好きな人がいて。
職場があって、家庭があって、趣味があって、友もいて。
新聞記事や、テレビのニュースでは決して思い出すことはない当たり前のことが、
淡々と、だけど生々しく描いてあり、犯人が誰なのかはわかっているのに、読み続けずにはいられない本でした。どんな理由であれ殺人は決して許されないし、その罪をおかした犯人は間違いないく悪人なんだけど、彼が悪人にならざるを得なかった、周りの人間もまた同様であり。ずっと他の人の証言のなかでしか描かれなかった犯人が、最後に自分で証言するシーンは泣けてしまいました。事件の前ではなく、その後に命をかけて守りたい人に出会わせてしまった作者こそ、実は「悪人」ではないかと思えてしまいました。
内容も、重量も重い本ですが、時間をおいてもう一度読んでみたいと思える久々の本でした。

本日の運動:おやすみ。(ちょっとお疲れモード。なのにブログはしっかり更新してしまいました。)


 
みとすけママ
 
タイトルだけでもおもそ~な雰囲気が…
活字は苦手、特に最近は本って読んでない。
ちょっと前に俊輔の「察知力」っちゅうのは読んだけどね。
俊輔と聞けば必ず仕事のように読まなきゃって思っちゃうもので(^^ゞ

お疲れモードですか?
私もそうなんですよ~。
お互い、身体、気をつけましょ~(#^.^#)ポチ
ひさっぴ
 
>みとすけママさん
おも~~~い本でした。
最後も決して明るい結末ではなかったですが、
この半年後、いや5年後くらいのその後が読んでみたいと思わせる終わり方でした。
俊輔の本、図書館にあったら借りてみよう。
タイトルが彼らしくていいですね。

みとすけママさんもお疲れですか?
毎週試合で大変そうですもんね。
年末も近くなってきましたし、無理せず休めるところは休みましょうね。

秘密にする

 
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